ドローンを飛ばす・・・とイメージして、一番初めに思いついたのが『家の中で』でした。
アウトドアタイプの方は、『海で』『山で』と考えるのかもしれませんが、インドアタイプの私はまず、家の中でこっそり地味に飛ばしている自分を想像してしまいました。
なんだか悲しい。
想定シーン
今回想定しているシーンはこちらです。
- 平日の昼間の、家族が出払っている時間に、こっそり買ったドローンを飛ばしてみる。
- ドローンの扱いにもたついているのをあまり人に見られたくないので、家の中でやる。
手続き方法
家の中で、つまり屋内でドローンを飛ばす場合は、実は飛行許可申請は必要ありません。
ドローンはいくつかの法律を守って飛ばさないといけないわけですが、その法律の1つである『航空法』では、屋内についての適用がない、つまり屋内では自由にドローン飛ばしていいということになっています。
トイドローンと呼ばれる100g未満の機体はもちろん、それ以上の大きな機体であっても、飛ばすことができます。
チェック項目
□ 『技適マーク』のついた機体ですか?
□ ドローンの電波周波数は2.4GHz帯(資格不要)または5.7~5.8GHz帯(資格が必要)ですか?
注意すること
自由に家の中で飛ばせるとは書きましたが、技術的な面で現実的には難しいのかなと考えます。
家の中は空間が狭いし、壁や階段などがあって構造が複雑だからです。
私なんかが操縦したら、電飾や家電に衝突して、しばらく立ち上がれないほどの後悔をしてしまいそうです。
したがって、じゅうぶんな操縦スキルがあり、広々としたお家に住まわれている方は、挑戦するのもアリなのかなと思います。
お宅でペットを飼われている方も、『ブーン音』にペットが怖がってしまいパニックになる可能性がありますのでお気を付けください。
また、限られた空間で操縦する場合には、屋内であっても帽子のような髪を守るものを身に着けておくことをおすすめします。
ドローンに髪の毛が絡まってメデューサみたいになる・・・と、どこかで拝聴した記憶があります(こわい)。
・・・『あのバラエティ番組』みたいなドローン操縦テクがあったらなあ・・・
では、庭で飛ばすは?
家の中は、いろいろ壊してしまいそうなので諦めました。
では、1歩外へ出て、自宅敷地内の庭ならばどうでしょう。
ドア1枚隔てただけですが、庭は屋内とは違って開かれた空間なので、今度は航空法や他の法律が関係してきます。屋上やベランダも同じです。
許可申請や通報手続きが必要な場合も出てきますし、状況によっては隣近所にお声がけをしなければならないパターンもあります。
ところで、100g未満の機体ならば許可申請は不要ですので、トイドローンであれば、庭や屋上でも『自由に飛ばせる』というイメージに近いかもしれませんね。
ただし、100g未満のトイドローンでも、ご自宅の場所によっては通報手続きが必要な場合がありますし、隣近所に配慮することも同じになります。
この『庭で飛ばす』パターンについては、別の記事で解説できたらと思います。